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きゃろっとたうんは、文章・イラスト・作曲のできる幼馴染のメンバーが地元で偶然出会って結成された、稀有なサークルです。これらのスキルで出来ることはなんだろうか？そう考え、（安直に）行き着いた答えがゲーム制作でした。
「そうだ！ギャルゲーを作ろう！」
本格的なゲーム制作は初めてだったので、日夜メンバー宅やファミレスに集まって長時間会議をし、ゲーム制作の基本を勉強したり、プロトタイプを作ってみたり、ワイワイ楽しみながら制作を続けてきました。何事も構想を練っているときが一番楽しい、ということはありますよね。
ところが・・・30分程度の分量のゲームになった！と喜んでテストプレイしてみたら、これがまあ、面白くない（笑）
「クリックして読み進めていくだけのゲームの何が面白いのか？」
「そもそも自分たちはこれで何を表現したかったのか？」
「青春とは・・・ギャルゲーとは・・・」
ここから、哲学的な探求と、長きに渡る試行錯誤の日々が始まるのです。
ちなみに、プロトタイプの画面はこんな感じでした。荒削りにも無駄な勢いだけはあった頃。制服など、キャラクターのビジュアルも今と少し違っています。↓
まさにそんな気分でした。↓
