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[#008]学校らしさをどう作るか?

学園が舞台の作品は星の数ほどありますが、授業を受けて、休み時間や放課後に友人と遊んで、部活や学校行事に参加する・・・そういった行動面の要素のみが取り上げられていることが多いように思います。ここをもう少し深掘った上で舞台設計をしたいと考えました。


そもそも今の学校制度になったのは戦後からと、歴史的にはかなり新しい社会制度ではあるのですが、前進である寺子屋や私塾の時代から脈々と受け継がれてきた理念が存在します。これが日本の学校らしさの土台になっています。


例えば、小学校でよく見かける二宮金次郎像。あれにもちゃんと意味があって、「報徳思想」という教育の教えを表した像なんですね。誠実な心を持って日常生活を営み、無駄を省いて、余ったものは他人に分け与えよう、という生きるための知恵のようなもので、こういった天の理(=天道)に沿って生きる心構えを「道心」と呼んだそうです。


ハピサマ !の舞台である天道学園はこれを土台とし、「天道」の名前もこれに由来しています。要は、根拠を持った近代的な科学的実践の場ではなく、昔ながらの生活の知恵を教え込む場が、学校の基本になっているということなんですね。今の小学校などはグローバル化・IT化に伴って、だいぶ変わってきている部分もありますが。


天道学園の理事長は世襲制で、ヒロインの1人、天道蘭の父が現在の理事長を務めています。委員会や部活動が活発だったり、アルバイトもOKにしていたりと、学生の自主性を重んじる一方で、誠実さや勤勉さに関しては厳しい教育指導が入るなど、学生たちは管理された自由さを感じています。


主人公たちはその空気感に馴染めず、違和感を感じており、主人公の兄貴分である生徒会長はそんな学校を変えたいと思っている・・・といった具合に、ディティールを作り込んでいきました。

 

ちなみにハピサマ !のロゴの太陽マークは、夏らしさを表しているほか、舞台の中心となる天道学園をお天道様としてモチーフ化したものです。↓



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